お悩み相談室

第458回 自信がどんどんなくなっていきます…

公開
相談者 (20代 女性)

仕事でミスしたり、そうじゃなくても何か言われるたびに責められたり、馬鹿にされているような気がします。
そのたびに自分が悪いんだってなってしまって、自信がどんどんなくなっていきます。
どうすればいいんでしょうか。

チーコさんの回答

今のあなたは「負のらせん階段」の途中にいるような状態でしょう。グルグル回ってしまうだけで、同じ場所に留まっている感覚に陥っているのかもしれませんね。黒ひょうはすべてをスマートにこなすことが得意で、段取りが悪い状況には耐えられないキャラなんです。らせん階段を回ることに耐え切れず、自分が悪いと思ったり、自信がなくなったりしているのでしょう。
仕事でミスをすることは誰にだってあることです。あなたに「責められている、馬鹿にされている」と思わせている相手も、今までミスを重ねてきたかもしれません。あなたを責め、馬鹿にできるのは、一度もミスをしたことがない人だけ。そんな人はいませんから、誰もあなたを責めることなどできないのです。
それに、人間が成長するのはミスをしたときです。私たちは、赤ちゃんのころから失敗続きの人生を歩みます。転んで痛さを知るから、転ばないようにしようと注意することを覚えます。甘いと思ってかじった柿が渋かったときに、渋柿の存在を学習するでしょう。テストでペケをもらうから、それが自分の弱点だと分かり復習して実力に変えるのです。仕事だって同じこと。失敗しながら仕事の厳しさを目の当たりし、ひとつ覚えては、また失敗を繰り返し、いつしか失敗してもたくましくフォローして、乗り越えていけるようになるのです。だから、あなたにお願いします。どうか自分をもっと愛してあげてくださいね。黒ひょうは多感で小さなことでも傷つきやすいので、ほかの人より自信をなくしがちです。デキる自分でいたいのに、今は理想と現実にギャップがあるため、他人の言動を気にしてしまいます。でも、それは、あなたが成長のど真ん中にいるためです。ミスをしても何か言われても、あなたは「輝いている人」。そのことを念頭に置いて精いっぱい働けば、やがてスマートに仕事を片づけていく一流の社会人になれる! それが相談室が導き出した答えです。
「負のらせん階段」はグルグル回っているようでも、実際には少しずつ進み、最後の一段を上り切るときが訪れます。周囲に先駆けて挑戦することが大好きで、逆境になるほど燃える黒ひょうのあなたなら、「負のらせん階段」を上り切り、ブラッシュアップすることができます! それまで、自分の力を信じて、明るくのびのびと仕事をしてみましょうね。