お悩み相談室

第510回 曖昧な態度の彼に不信感を抱いています

公開
相談者 (30代 女性)
お相手 (30代 男性)

チーコさん。
とても悩んでおりご相談させて頂きました。

私にはバツ1の彼氏がいます。
私は一度も結婚したことがありません。
婚活で知り合い、相手の告白で恋人となりました。
プロポーズを受けることなく「ケジメをつけるから待ってほしい。」と式場の場所や一緒に住む場所については曖昧には話してくる傍ら決定的な事は引き伸ばされている状態です。
誠実だと思っていただけに最近は不信感を抱いています。
私の話を遮って前の奥さんの話をしたり、俺は出来ないから料理は作って欲しいと残業がある日もお願いをされ、看護師として働いている中で困難だなと思う事を提案されます。
年齢的にこの人で耐え抜くべきと存じておりますが、人生とは何かわからなくなってきています。
どうかご教授の程宜しくお願いします。

チーコさんの回答

いつも人を立てていて、ガマン強いたぬきのあなた。それなのにこんなに苦しんでいるなんて、彼はどこまで曖昧なのでしょう。柔和なあなたの代わりに、相談室がちょっぴりムカムカしております。今すぐあなたのもとに飛んでいって、寂しそうな肩を抱いて差し上げたいくらいです。さっそくこれからについて探っていきますね。人生はいつだって今日からがスタートです。気長にのんびり歩んでいきましょう。
彼は確かに曖昧ですが、実はそれが子守熊の持ち味です。命令口調で「絶対に結婚しろ!」と言われれば、喜びより嫌悪感が生まれると思いますが、穏やかで知的な子守熊はそんなひどいことはしません。あなたに選択権をゆだねつつ、彼自身もケジメをつけようと尽力しているのかもしれません。
ここで、あなたの意思をあなた自身で再確認してみてください。結婚したら、彼が前の奥さんの話をしても、気に留めないほど心を広くしないといけないでしょう。料理ができない彼を自分で選んだのですから、残業しても料理をする覚悟がなければいけません。あなたはそれでも彼を生涯のパートナーにしますか? 何があっても彼と添いとげますか? 自分が「彼と結婚したい」のか、それとも「結婚したい」のか、じっくり考えてみましょうね。
「彼と結婚したい」場合は、最後にもう一度だけ、彼に結論を出すチャンスを与えてあげてください。婚活で知り合ったのですから、結婚というゴールに向かっていくのがごく自然なことです。「待ってほしい」というどっちつかずの返事ではなく、彼に結婚の意思があるのかないのか、明確な答えを求めましょう。前の奥さんの話や料理の件などの問題も提示して、結婚前にふたりで解決しておくのがベストです。子守熊の彼なら、こまやかな気くばりをして、あなたにつくすことでしょう。老後など先々のプランも、ちゃんと検討してくれそうです。
「結婚したい」場合は、不信感を抱きながら彼とつき合うより、別の道に進んだほうがいいでしょう。8、9、10月と幸運期が続き、有望な出会いも待っているようです。特に、10月に出会った人とは強い縁で結ばれるという暗示が出ています。いずれの月も行動してこそチャンスを手にできます。婚活を加速させれば、いい結果に恵まれるでしょう。12月はお見合い運が向上します。相手の本質をズバリ見抜いて、自分に合う人を見きわめることができるでしょう。
人生とは何か……それがわからないのはあなただけではありません。相談室も含め、誰もがそう問いかけながら、今後も生きていくのでしょう。幸いなことに、結婚や将来について、私たちは選べる環境に置かれています。思慮深いたぬきのあなたであれば、あなたにとって最も正しいチョイスができるはずです。