お悩み相談室

第468回 ハッキリしない彼に痺れを切らして…

公開
相談者 (40代 女性)
お相手 (40代 男性)

なかなか心を開かない彼が、徐々に気持ちを開きつつあり、友達以上恋人未満のような状態にはなったのですが、ハッキリしない彼に痺れを切らして怒ってしまい、彼からも酷いことをされ、今は絶縁状態です。
でもどんなに酷いことをされても、やっぱり彼が好きです。
共通の知り合いは居りますが、なかなか会う機会も無く、今後どうするべきか悩んでいます。
付き合うにも難しい気分屋さんな気はしてるので、このまま諦めるべきか、、、。
でも相性が良いなら頑張りたいので、相性や彼との付き合い方のコツを教えてください。

チーコさんの回答

ネコ科の黒ひょうとライオンは、同じくらい激しい気性を持っています。普段はふたりのエネルギー量が溶け合って、なかなかステキな雰囲気なのですが、摩擦が起きると両者一歩も譲りません。あなたは「女のプライド」が許さず、彼は「男の沽券」にかかわるなんて思って、どちらからも謝らないでしょう。ふたりには0か100しかなく、ケンカからすぐに絶縁してしまうのです。今が、まさにその状態だといえるでしょう。
でも、あなたから見ると、彼との相性は吉ですよ。彼はあなたに純粋に憧れ、センスや繊細なところを寛大な心でほめてくれるでしょう。ところが、彼側から見ると、あなたはちょっぴり扱いにくいタイプです。黒ひょうの女性は、相手より優位に立ちたがるため、男性は自信をなくしたり、対応に困ったり。パワーバランスに関してはライオンのほうが上なので、困った挙句、黒ひょうを放っておくということが、平気でできてしまうのでしょう。
今のあなたは、イギリスのノーベル文学賞受賞者・キップリングの言葉「女の喜びは男のプライドを傷つけることである」になっていませんか? 今後、愛を深めていくためには、怒りの感情をぶつけすぎないようにしましょうね。あなたはオレンジカラーを持つ黒ひょうで、余裕とユーモアに恵まれている人です。土壇場では肝が据わりますから、今こそ、その力を発揮してみてください。復活愛を目指すのなら、思い切って連絡を入れましょう。彼とうまくつき合うコツは「蒸し返さない」「低姿勢になる」なので、今回も素直に「この前はごめんなさい」とだけ言えば、彼の気持ちが収まるかもしれません。あとは、おちゃめにやさしくふるまいましょうね。彼もユーモア精神に富み、永遠のガキ大将みたいな人ですから、一緒にはしゃいだり、ふざけたりしてくれそうです。キップリングは次のような言葉も残しています。「私がお前を愛するごとく、お前も私を愛するならば、我々の恋を切り裂くナイフがあろうか」。ふたりが尊重し合い想い合えば、二度と引き裂かれることはないでしょう。
もし、彼がこの愛を受け入れなくても、あなたは10月〜12月までラブチャンスが多い時期に入ります。アメリカの詩人・ホイットマンの名言「女はたとえ百人の男にだまされても、百一人目の男を愛するだろう」を参考に、明るく過ごしましょうね。容姿端麗&モテるテクニックを持っている黒ひょうなら、恋愛相手に不自由しないはずです。