マラソンランナー野口みずきは甦るか

2004年アテネオリンピック、マラソンで金メダルを獲得し、2005年はベルリン世界大会で日本記録を樹立し、いきなり世界トップに立った野口さんが、故障続きで陸上界から姿を消していました。あれから9年ぶりに、今回世界大会の代表に選ばれました。足の故障続きの中で、本人は「自分が嫌いになり、泣いた。地獄を見た。」と語ります。野口さんの動物キャラは、レッドの猿です。野口さんは、自分自身を高めることに努力を惜しまず、前向きな猿です。このような野口さんが、足の故障で走れなくなった時期に、「地獄を見た。」と言う弁は、納得しますね。一生をかけて勉強し続け、自分の力で伸びていく人です。苦労をものともせず、活動し続けるエネルギーは、周りの人達から見ると驚異です。凄まじい勢いで突き進んでも、どこか愛嬌のある野口さんは、ファンから親しみを持って受け止められます。その中でガムシャラに走っているようでも、周りの人達への気配りや、集団をまとめる力はさすがです。このような中での人脈が、将来、野口さんにとっては、大きな成功を勝ち取る源となることは間違いないでしょう。世界大会を楽しみに待ちましょう。