お悩み相談室

交際中の恋人と結婚の話がこじれてしまいました。

彼とは友人の紹介で出会いました。
付き合って1年が経った頃、当時同棲していた彼が転職で遠方に行くことになりました。彼は、その時に私との結婚を意識したそうです。一緒に行こうと言われましたが、当時は本気なのか冗談なのかわからず、また突然彼の転職先が決まったこともあり、私自身の心の準備と身の回りの整理ができておらず、反射的に誘いを断ってしまいました。
それから1年半の間に私自身も彼との結婚を強く意識するようになり、その準備として資格の取得や転職活動を行い、ようやく彼の元へ行ける準備が整いました。
先日、私の方からまた一緒に暮らさないか、と提案したところ彼からは良い返事が得られず。
「また同棲するということはこのまま結婚に向かっていくと思う」
「でも今は、上手くいく未来が想像できないから一緒には住めない」
「価値観が違いすぎて〇〇(私)の考えていることがわからない」
「お互い結婚への気持ちのタイミングがずれてしまったね」
彼からはこのように言われてしまい、自分の考えが整理できていないとのことでした。
私からは彼と結婚したいと伝え、将来は子どもが欲しいが、やっぱり女性には出産のタイムリミットもあるということを話した時に、彼から「その話を聞いて今までの自分の考えが甘いと思った。別れるべきなんだなって」
と、とうとう別れ話が出てしまいました。
私は彼の気持ちにも自分の気持ちにもついて行けず必死に彼を引き止めましたが、彼の心は離れてしまったような気がしています。
とりあえずお互い冷静になる時間を設けようとなりました。
私たちはこのまま別れてしまうのか、毎日とても不安です。

チーコさん、これから私たちは一体どうすればいいのでしょうか。

長文失礼しました。

グリーンのたぬきのあなたは、今年、どう状況が変わってもおかしくない１年を過ごしています。今は別れ話が出ているかもしれませんが、それが大逆転する可能性を秘めているのです。また、イエローのこじかの彼は、結婚話がまとまりやすい１年を送っていますので、それもあなたにとって朗報だといえるでしょう。あなたの誠意の見せ方により、彼の気持ちが戻ってくるかもしれませんよ。だから、どうぞ希望を持ってくださいね。
なぜ、彼がそれほどまでに、こちらの誘いを拒むのか。それは、期待を裏切られてショックを受けたためでしょう。イエローのこじかが男性の場合、交際＝結婚のイメージが強いので、つき合い始めてすぐにでも、相手の一生の責任をとる気満々になります。彼も意気揚々と一緒に行こうと誘ったのに、あなたから予想外の答えを聞いたので、ガッカリして身を引くしかなかったのでしょう。そのせいで、わだかまりが残っていて、あなたの前で虚勢を張っているのかもしれません。今年の彼には、虚勢を張りたくなる傾向があるのです。
イエローのこじかの男性には、これ以上はできないというくらいの愛情を届けるとよさそうですよ。グリーンのたぬきは謙虚な性格ゆえに、愛情表現まで控えめになりがちですが、彼には積極的にアプローチをしてみてくださいね。毎日数回にわたり、メールや電話を入れたり、こまめにデートを重ねるようにしましょう。現在は冷却期間を置いているようですが、もう待つのは卒業したほうがベターです。さっそく連絡を入れて、「私はあなたに受け入れてもらえるまで、何度でも愛を伝えます！」と宣言するといいかもしれません。その宣言通り、繰り返し繰り返し、「あのとき、心の準備ができていなくてごめんね」や「あなたが私との未来を想像できるまで、離れたりしないんだから！」など、彼が喜んでくれそうなことは全部言いましょうね。こじかは、常に気にかけてくれる女性が好きですから、「いつもあなたのことが心配で…」「好きすぎて、あなたのことばかり考えちゃう」「あなたに笑顔になってほしくて…」なんて言葉もかけてあげれば、彼に安心感を与えることができそうです。ただ、彼は常識はずれの行動が苦手なので、早朝や深夜まで追いかけるのはやめましょう。グリーンのたぬきも常識からはずれないタイプなので、心配はいらないと思いますが、気をつけながらアプローチするようにしてください。
このようなことを年内いっぱいは続け、彼の出方を見てみましょう。来年になると彼はちょっぴり石頭になりそうなので、恵まれた運気の今年のうちに、方向性だけでも決めてしまうとよさそうです。今年中に結論が出なかった場合は、あなたがさらに強いイニシアチブを握ってくださいね。あなたは来年、縁が回復しやすい年に入るため、石頭になりがちな彼をフォローすることができるはずです。
おっとりしているグリーンのたぬきが結婚を即決できなかったことは、誰からも責められるべきものではありません。それだけ、あなたが堅実で、浮ついていないという証拠なのです。あなたは懸命に彼を愛しました。だから、過去を後悔したり、自分を責めたりしないようにしてくださいね。彼の言葉の通り、タイミングがずれてしまっただけのこと。そして、そのずれは、ふたりさえ本気になれば、十分に修正できる範囲のずれなので、ポジティブシンキングで彼と向き合ってみましょう。あなたと彼の想いが重なるよう、相談室から、ずっとずっと願っています。