芥川賞に藤野可織さん受賞

2013年07月18日(木)

オレンジの虎第149回芥川賞に藤野加織さんの「爪と目」に決まりました。「爪と目」は、父の恋人の行動と心情を、3歳の娘の視点で綴った二人称小説です。平凡の中に潜む、ゆがんだ日常を淡々と描いています。京都出身の藤野さんは、2006年に「いやしい鳥」で文学界新人賞を受賞し、その後各賞にノミネートされ、今回ついに受賞となりました。動物キャラは、オレンジの虎です。明るく伸び伸びとして、穏やかで屈託なく、ゆったりした雰囲気を持っている人です。素直な性格ですので、人を疑ったりせず、信じやすい方です。知性的で客観的でかつ冷静に物事を観る目を持っていますので、小説家としての感性を兼ね備えています。学問に縁が深く、自分で興味を持った分野はとことん勉強をし、吸収したいと思う意欲があります。したがって、文化・教育関係の仕事は適職のようです。また、生まれつき慈悲深い愛情を持っていることから、リーダーになる素養があります。次回作を期待したいですね。

関連ページ(同じ動物キャラやアニマルカラー)

コメント

Top