歌舞伎役者二代目中村吉右衛門の芸の継承
二代目中村吉右衛門さんは、五代目市川染五郎(後の八代目松本幸四郎)の次男に生まれ、兄は当代の九代目松本幸四郎さんです。歌舞伎での活躍は言わずもがなですが、テレビドラマでは、池波正太郎原作「鬼平犯科帳」4度目のテレビドラマ化で、全138本という長期人気シリーズとなりました。現在歌舞伎界では、中村勘三郎さん、市川團十郎さんという重鎮を失ってしまい、空洞化しかねない時、吉右衛門さんは、今こそ芸の継承のため、後進の育成にと力を入れています。このような吉右衛門さんの性格を占って見ました。動物キャラは、レッドのひつじです。相手の立場を考慮しながらも、自分の望みを巧みに通していく、信念の人です。博識で情報通の面を最大限に活かして、自分の運命を自分で切り開いていきます。内面はかなり頑固で、人から命令されたりすることには堪えられず、そのため周囲との協調性に乏しいところがあります。自分のペースで黙々と進んでいき、息の長い勝負をします。人に頼らず、独立独歩で物事に挑み、非常にタフです。冷静な判断力と、人一倍のパワーで、押しつぶされても押し返す負けん気を貫いていきます。舞台での活躍も期待したいですね。
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