パナソニック津賀社長の記者会見で
パナソニックの津賀社長は、3月28日、2016年3月期までの中期経営計画の目標を達成すれば、「普通の会社になれる」と述べました。意図的に売り上げ目標を作らないで、体質転換を図ろうとする津賀社長の動物キャラは、グリーンのペガサスです。観察眼が鋭く、物事を論理的に分析できる、知性豊かなペガサスです。偉大な松下幸之助氏が設立した、松下電器をパナソニックに社名変更して今日、2年連続の赤字と無配と言う、大きな試練に立たされています。そんな中での津賀社長の手腕は、意外と高い目標を掲げずに、挑戦することもなく、慎重な路線を行く人のようです。保守的な生き方が、経営にどのように活かされるのでしょうか。大きな冒険をせず、現状の路線を踏襲しながら、赤字から脱却することが出来るでしょうか。若干気まぐれで、我儘な面がありますが、組織の決まりの枠の中で、無理をしないことが、案外受け入れられるのかもしれませんね。
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