トヨタ中興の祖、豊田英二さん死去

2013年09月19日(木)

レッドの子守熊(コアラ)豊田英二氏が、世界でほぼ無名の存在だった同社を、名だたるグローバル企業に飛躍する「世界のTOYOTA」に、その礎を築いた功績は、余りにも大きいものがあります。四半世紀に及ぶ社長、会長在任期間に、会社の規模を6倍に引き上げました。80年代の日米自動車摩擦を乗り越えたあと、2013年3月期に再び営業利益1兆円を超えたのは、グループの団結力でした。まさにこれこそが、英二氏が晩年経営陣に訴え続けてきたことでもありました。企業経営には、次から次に対処すべき課題が浮上するものですが、それにひるむことなく、自らの強みを磨き続けた英二氏は、どんな性格だったのでしょうか。動物キャラでは、レッドの子守熊です。英二氏は、とても明るくて社交的で、人の心をとらえるコミュニケーション能力にたけた人です。もちろん、子守熊特有の先の先を考える、長期的展望が得意です。好奇心旺盛で、ロマンティストでありながら、物事を見極める目は、冷静で現実的です。その場の状況を的確にとらえて割り切り、合わせることが巧みです。人を相手にする営業や販売の仕事で、人の心をとらえて離さない、特別の能力を発揮します。動くことで運を開き、人の間を盛んに動き周り、財運を向上させて大成功をおさめます。今の経営者に、「英二氏の企業家精神をどこまで保持して行くことが出来るか」、享年100歳の生涯は、その様に問いかけているようです。豊田英二氏のご冥福をお祈りいたします。

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